「和食が甘すぎる」その謎を解く鍵は『関ヶ原』⁉️

皆様、こんにちは。メニュー開発担当の麻田です!

「シェフの無添つくりおき」は、日々、皆様に喜んでいただけるよう、料理長と共に新メニューの開発や改善を行っています。

今回は、「和食が甘すぎる」と言われる理由が判明しましたのでご紹介します!


「牛肉のしぐれ煮」や、「豚の生姜焼き」「小松菜の煮びたし」といった和食の味付けについて、

甘すぎる!!!

というご意見をいただくことが。
しかし、スタッフが本社(京都にあります)で試食をした際には「甘いかな?」という感想はありましたが、気にならないスタッフが多かったのです。
(👇甘すぎるとご意見のいただいたメニューの一部です)


お子様に喜んでいただけるよう、”優しい味付け”を意識しており、
その点については、多くのご利用者様にご理解いただいていると感じておりますが、
いろいろな和食メニューで「甘すぎる」というご意見がとても多かったです。

「砂糖の分量は間違えていない、なのに甘く感じるのはなぜなのか🤔」

ここからスタッフみんなで謎解きの日々が始まりました。
「甘い」と感じた人とそうでない人の違いは何か… そのとき、スタッフがあることに気づいたのです!
「私、関東出身なので甘く感じるのかも…💡」

そう、違いは「関西の味」と「関東の味」だったのです。


関東は味が濃く、関西は薄味とはよく言われていますが、調べてみると、使用している醤油も東西で異なるようです。
関西以西では、甘みのある醤油がメジャーで、関東は甘みのないこいくちしょうゆがほとんどなんだそうです。

料理長や開発責任者が関西出身者だったこともあり、関西の甘めの醤油の味になじみがあったのかも!と気づきました。

現在は6割以上のお客様が関東の方です。
全国のすべてのお客様に喜んでいただける味にしたいと、
関東出身の社員も試食し、ちょうどよい塩梅を試行錯誤し、味の調整をしました。

メニューによっては、きび糖の使用量を1/2まで減らしたものもありました。

今回、お客様の声から気づいた「和食の甘さ」の感じ方の違い。
「当たり前」を疑う姿勢は常に持ち続けたいと実感しました。
気づかせてくださった皆様、本当にありがとうございます!

「甘すぎる!」とご意見いただいた方、ぜひ、もう一度お試しいただきたいです。
全国の皆さんにご満足いただける味付けにこれからもとことん、こだわっていきます。


いつもメニューアンケートにご協力いただきありがとうございます!
引き続き「シェフの無添つくりおき」をよろしくお願いいたします。

  • 麻田(管理栄養士)
  • 麻田(管理栄養士)

商品開発の責任者として無添加の商品企画に携わる。前職は大手コンビニの新商品企画に約10年間従事。身近な食べ物に多くの添加物が使用されていることに疑問を抱き、無添加の商品企画に邁進中!座右の銘は、笑う門には福来る。